マイクの種類について
こんにちは。
今回はマイクの種類について説明していきたいと思います。
マイクは大きく2つの種類に分類することができます。
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
の2種類です。
それぞれ簡単に説明していこうと思います。
【ダイナミックマイクとは】
ダイナミックマイクについて大雑把に説明すると
- 丈夫で、湿気に比較的強い
- 感度が低い
- 比較的安価
という感じです。
スタジオでよく見るこのマイクはSHUREというメーカーのSM58というマイク。代表的なダイナミックマイクの1つです。
丈夫という点から、ライブの現場でよく使われるマイクです。
感度が低いですが、音が悪いというわけではなくて、レコーディングでも使われます。
【コンデンサーマイクとは】
一方、コンデンサーマイクは
- 衝撃や湿気に弱い
- 感度が高い
- 比較的高価
- 電源供給が必要
といった感じです。
ボーカル録音によく使われるマイクがこれ。NEUMANN(ノイマン)というメーカーの U87Aiというマイクです。
デリケートで高価、感度が高いという点で、ライブよりもレコーディングで使われることが多いマイクです。
また、電源が必要という特徴があります。
「ファンタム電源」という仕組みでマイクに電源を供給しなければいけません。
ミキサーやオーディオインターフェースに「PHANTOM」や「+48V」というスイッチがついているので、それをオンにすることでケーブルを経由してマイクに電源を送ることができます。
ファンタム電源をONにするときは、ミュートするなり、フェーダーを下げるなりしてスピーカーから音が出ないようにしてください。
ファンタム電源を入れるとき大きな電気信号が流れるのでスピーカーが壊れてしまうことがあります。
注意です!
また、マイクケーブル以外のケーブルでファンタムを送ると一発でショートするので気をつけてください!
以上、簡単にマイクの種類について解説しました。
とりあえず、このくらい知っていれば録音するにあたっては問題ないだろう、という感じです。
もっと詳しく知りたい方はググると記事がたくさん出てくるので、 調べてみてください。
ご指摘、質問等あればコメントをください!
次回はマイクの指向性というものについて説明していきたいと思います。
お楽しみに!
(センザキ)